既にご存知の方も多いかと思われますが、今年の4月に経済産業省からモデル契約の追補版がリリースされました。
経済産業省の説明文書は以下のとおりです。
中小企業の取引の多数を占めるパッケージ・SaaS・ASP型の取引について「重要事項
説明書」を活用した簡易・透明な取引モデルの検討を行いました。その後、平成19
年2月29日から3月13日にかけて、本報告書の原案についてパブリックコメントを実
施し、得られた意見を反映して、「情報システム・モデル取引・契約書~情報シス
テム・モデル取引・契約書~(パッケージ、SaaS/ASP活用、保守・運用)<追補版
>」として取りまとめました。
本モデル取引・契約書の活用により、情報システム取引の可視化、信頼性の向上等が
期待されます。
従来からモデル契約書はありましたが、ベンダーとユーザ共そこそこの能力がないと
適用が難しい面がありました。今回は中小企業・パッケージ・SaaSにフォーカスを当
てている点が特徴です。そういう意味では今後中小案件用のカスタマイズのベース
となっていくのではないでしょうか。
また今回の追補版は後半にドキュメントモデルがついています。
チェックリストなどもついていていますのでひな形として利用できる点も多いのではないで
しょうか
ひな形例